ハトムギ水を20日間飲んで40キロ痩せるというのは科学的根拠がない。 ハトムギは漢方薬で、補気昇陽(気を補って陽気を昇らせる)、止表止汗(筋肉の表面を固めて発汗を止める)、利水消腫(尿を出やすくして浮腫を解消する)の作用がある。 臨床的には、気虚虚弱、緩食(細く形の悪い便)、中気沈下(脾胃の気虚で、内臓下垂などの症状を伴う)、長引く下痢や脱肛、出血や便潜血(月経過多や垂れ流し)、表皮表面からの発汗(筋表層の衰えによる発汗で、頻回に自然発汗する)、気虚による浮腫などに用いる。 この薬の副作用と禁忌は明確ではないが、未解消のただれや固熱症候群の患者には勧められない。 ハトムギの水煮は効能が限られているので、病気の治療には用いないほうがよい。 必要な場合は、通常の病院に行き、専門の医師の指導のもとで使用することをお勧めする。