II期の大腸がんで、組織分化が悪いなどの高リスク因子を合併している場合は、通常化学療法が必要であるが、低リスク群の患者は通常化学療法は必要なく、まず定期的に状態を観察すればよい。 II期の大腸がんは、腫瘍が固有筋層を貫通して漿膜層に達していること、リンパ節転移や遠隔転移が起こっていないこと、その他の条件から特定できる。 診断後の外科的切除は通常可能であり、術後補助化学療法は高危険因子の併用の有無と合わせて決定する。 組織学的分化が良好で、脈管リンパ管浸潤がないなど、低リスク群の患者には術後化学療法は必要ないことが多い。逆に、よりよい治療効果を得るためには、術後補助化学療法が必要なことが多く、一般的に使用される化学療法薬にはオキサリプラチン、フルオロウラシルなどがあり、医師の指導のもとで薬剤を適用することに留意する。