脳波検査は一般に、けいれん後の患者にとって早ければ早いほどよい。 けいれんは、全身または局所の骨格筋群の不随意な痙攣や強い収縮を起こすエピソード性の疾患で、一般に脳内の運動ニューロンの異常放電が原因と考えられている。 けいれん患者における脳波検査の主な目的は、診断や鑑別診断のために脳内の異常放電の有無を検出することである。 けいれん直後はまだ神経細胞の興奮性が比較的高く、脳波に異常な脳放電が現れる確率が比較的高いので、けいれん直後に脳波検査を行うのがよい。 しかし、けいれん終息後の発作間期では、てんかん患者の約半数は正常脳波を示す。 したがって、けいれん患者の脳波が正常であっても、脳の異常放電の可能性を否定することはできない。 患者さんは、けいれん後できるだけ早く医療機関を受診して原因を特定し、医師の指導のもとに治療する必要がある。