生理がいつも遅れている場合の対処法

生理的な理由によるものであれば治療の必要はありませんが、多嚢胞性卵巣症候群などの病的な理由によるものであれば、薬物療法を行う必要があります。 1.生理的原因:月経が1週間未満遅れるのは正常であり、特別な治療は必要ありませんが、気分の調整、十分な睡眠時間の確保、夜更かしの回避、保温に注意する必要があります。 2.病的原因 (1)多嚢胞性卵巣症候群:多くは思春期にみられ、月経遅延を引き起こし、不妊症、肥満などの症状も現れます。 超音波検査や内分泌ホルモンの測定などで診断できます。医師の指導のもと、食事のコントロールや運動を増やして体重を減らすことが必要で、経口避妊薬やシプロテロンなどの薬物療法も行われます。 (2)高プロラクチン血症:月経遅延や無月経の原因にもなり、乳房の溢乳などでも現れます。血清プロラクチン検査やMRIなどではっきり診断でき、医師の指導のもとブロモクリプチンメシル酸塩の内服などで治療し、必要に応じて下垂体腫瘍などの外科的切除が必要です。 生理がいつも遅れている場合は、早めに病院に行って原因を突き止め、的を射た治療を行う必要があります。