肝血が不足すると、めまい、立ちくらみ、不眠や夢うつつの症状、色が黄色くなる、目が乾く、かすむ、ツメや爪につやがない、手足が震えるなどの症状が出やすい。高齢者の肝血を補う漢方薬には、「静霊養血内服液」、「レーマニアグルチノーサ(Rehmannia glutinosa)地黄丸」などがあり、医師の指導のもとに服用する必要がある。 1.内服液は何首烏、鶏血蔓、首烏蔓、松葉、鈎蔓などからなり、その効能は滋血、精神安定であり、臨床的には肝血虚による不眠、物忘れの治療に用いられる。 外熱のある人は服用を禁じられ、その副作用は今のところ明らかではない。 2.桂枝加黄芩はAngelica sinensis、Radix Paeoniae Alba、Radix Rehmanniae Praeparata、Cornu Cervi Pantotrichum、Mudan Piなどからなり、効能は肝腎を滋養し、陰血を補い、虚熱を除く。 臨床的には、肝腎の虚証、陰血の虚証によるめまい、耳鳴り、のどの乾燥、のぼせの治療に用いる。 禁忌と副作用は明確ではない。 使用する場合は、自己判断で服用せず、専門医の指導のもと病院で服用することをお勧めする。