45歳時点での肝機能の正常値は、蛋白代謝機能検査項目、脂質代謝機能検査項目、ビリルビン代謝検査項目、血清酵素など、項目によって異なる。
1.蛋白代謝機能検査項目 血液中の血漿蛋白のほとんどは肝臓で合成され、これらの血漿蛋白を調べることで肝臓の合成能力を知ることができる。
(1)血清総蛋白、血清清蛋白、グロブリン。 正常成人の血清総蛋白は60~80g/L、透明蛋白は40~55g/L、グロブリンは20~30g/Lで、白色グロブリン比は(1.5~2.5):1である。
(2)血清α1-アンチトリプシン。 正常基準値は0.9~2.0g/L。
2.脂質代謝機能検査項目 血清コレステロール。 総コレステロールの正常値は2.9~6.0mmol/L、コレステリルエステルの正常値は2.34~3.38mmol/L。
3.ビリルビン代謝検査項目。 総ビリルビンは成人で3.4~17.1μmol/L、抱合ビリルビンは0~6.8μmol/L、非抱合ビリルビンは1.7~10.2μmol/L。
4.血清酵素 グルタミン酸アミノトランスフェラーゼの正常基準値は8~40U/L、グルタミン酸プロピルアミノトランスフェラーゼは5~40U/L、アルカリフォスファターゼは男性45~125U/L、女性50~135U/Lなど。
肝機能に異常がある場合は、適時受診することを勧める。