肝鬱・脾虚(肝気鬱滞・脾虚)の方には、柴胡などの解肝剤と白芍などの補肝・補血剤、白术などの補脾剤を代用茶として用いるとよいでしょう。 ただし、お茶から生薬の有効成分を十分に抽出することは難しいので、より良い効果を得るためには生薬を煎じて飲むことをお勧めする。 肝鬱や脾虚は、体の両側のむくみや痛み、頭痛やめまい、疲労感や脱力感、食欲減退、女性の場合は月経不順や乳房の膨張などの症状を伴うことが多い。 肝を整える場合は、肝鬱を和らげる柴胡、血を養い肝を柔らかくする芍薬甘草湯(血を補い肝を柔らかくする)、脾を強め気を充実させる炙甘草湯(しゃかんぞうとう)、肝経の熱を分散させる炙甘草湯(しゃかんぞうとう)、薬を調和させる甘草湯(かんぞうとう)を選び、それぞれを混ぜて水で淹れてお茶にして飲むと、肝を和らげ脾を強める(肝の気を整え脾の働きを高める)ことができます。 肝鬱・脾虚の人に補茶を用いるのは、あくまでも補助的な調整法の一つであり、それに頼るのではなく、必要に応じて医師の治療を受ける必要がある。 代用茶に使用する医薬品や服用時期については、医師などの専門家に相談し、許可なく服用したり、長期にわたって摂取したりしてはならない。