貧血の程度を判定する基準は?

貧血の程度を判定する基準はヘモグロビン濃度である。 貧血とは、人体の末梢血中の赤血球数とヘモグロビン濃度が正常下限値を下回り、身体の組織や臓器に十分な酸素を運搬できなくなる症候群である。 ヘモグロビンの正常下限値は、成人男性で120g/L、成人女性で110g/L、新生児で144g/Lであり、年齢によって異なる。 臨床的には、貧血は通常ヘモグロビン濃度に基づいて軽度貧血、中等度貧血、重度貧血、超重度貧血に分類される。 軽度貧血はヘモグロビン濃度が90g/L以上正常下限未満、中等度貧血はヘモグロビン濃度が60g/L以上90g/L未満、重度貧血はヘモグロビン濃度が30g/L以上60g/L未満、超重度貧血はヘモグロビン濃度が30g/L未満と定義される。 なお、ヘモグロビンの正常下限値は医療機関によって異なるため、貧血の重症度は医師の診断が必要である。