40 EF54はどのグレードの心不全か Ef値54%は心不全のグレードに分類され、一概には言えない。正常の場合もあれば、駆出率が保たれた心不全の場合もある。 Ef値は駆出率とも呼ばれ、心室拡張末期容積に対する1回の心臓の駆出容積の比であり、心臓の収縮機能に関係し、主に左心室のポンプ機能を反映し、心不全を評価する重要な指標の一つであり、その正常範囲は一般的に50%~70%であるが、機器の違いにより基準値は若干異なることがある。 Efが40%未満の場合、心不全の存在を示唆し、主に拡張型心筋症などの心臓収縮機能障害に起因する。 Efが50%以上の場合は、拡張機能障害を伴う駆出率維持型心不全である肥大型心筋症などの心不全も考えられる。Efが40%~50%の場合も心機能の低下を示唆し、拡張機能障害を伴う収縮不全が主体の心不全である。 したがって、Ef値が54%の場合、この値だけで心不全の有無や心不全の分類を判断することはできず、患者の基礎心疾患や心不全症状の有無などと組み合わせる必要がある。 心不全の状態を誤解しないためにも、自己判断で心機能を評価することは勧められない。