正常な肺組織は主に肺動脈の像であり、肺静脈、気管支、リンパ管も肺組織陰影の形成に関与している。 肺組織の肥厚は、肺炎に限らず様々な疾患で認められる。
1.肺脈管肥厚:肺脈管肥厚は、肺門から肺に走行する血管の特徴を維持したまま、肺脈管の縁が明瞭で厚くなる。 僧帽弁狭窄症、心房中隔欠損症、動脈カテーテルなどがみられることがある。
2.気管支肺テクスチャーの肥厚:肺テクスチャーの肥厚は不均一で、変形テクスチャーや小さな蜂の巣状の影が混在することが多く、時に「軌道徴候」が見られ、下野が目立つ。 慢性気管支炎や気管支拡張症に多い。
3.肺質肥厚:両肺の肺質は薄い網目状で、じん肺症(珪肺症など)、癌性リンパ節炎などによくみられる。
したがって、肺のきめの肥厚は、必ずしも肺炎とは限らず、心臓病、じん肺、がん性リンパ節炎などもある。 肺のキメが肥厚しているときは、速やかに医師に相談して原因を特定し、早期治療を受ける必要があります。