女性における直腸投与は、主に肛門の奥まで薬剤を挿入することで腸管内に薬剤を送り込み、腸管粘膜の吸収によって血液中に薬剤が吸収され、治療目的が達成される。 患者の体位は、薬剤をスムーズに投与しやすい仰臥位が推奨される。 薬剤を使用する前に手を洗い、薬剤の使用説明書に従って正しい操作を行う。 薬剤の先の尖った方を肛門に挿入し、プラスチック手袋をはめた指で薬剤を指の腹2つ分くらい肛門に押し込む。 夜間はできるだけ就寝時刻に近い時刻に投与し、夜間の睡眠中に腸管粘膜と十分に接触して薬が吸収されるように、薬のパッケージの完全性を確保する必要がある。 一般的な直腸投与薬としては、メトロニダゾール坐剤、チニダゾール坐剤などがある。これらの坐剤は直腸粘膜から吸収されるため、局所の炎症、発熱、疼痛、血行不良などがある場合に有効である。 患者は薬物療法を基本として、食事管理、日常生活習慣の改善にも注意し、不快な症状があれば医師の診察を受ける必要がある。