膝蓋骨の変位は、保存的治療または手術によって改善することができる。 1.保存的治療:医師の指導のもと、下肢の機能的な運動、例えば、脚をまっすぐに上げる運動、脚を外側に上げる運動、大腿内側(太ももの内側)の筋肉を強化する運動などを行い、膝の両側の筋肉のバランスが取れるようにします。 また、膝蓋骨を内側に押して膝蓋外側の靭帯を緩め、膝蓋骨の変位を改善することもできます。 膝蓋骨の変性や関節痛がある場合は、グルコサミン硫酸カプセルのような軟骨栄養剤の内服や硝酸ナトリウムの関節注射を行います。 2.手術療法:保存療法が無効で再発を繰り返す場合は、膝蓋靭帯外側離断術や膝蓋靭帯内側緊締術、脛骨結節内方変位手術などの手術療法を行います。 膝蓋骨が外側にずれた場合は、やみくもに薬を使用せず、医師の指導のもと、早めに病院へ行きましょう。