ki67陽性率が80~90%であれば、腫瘍の活動性が高いことを示す。生存率は腫瘍の種類や病期によって判断する必要があり、ki67陽性率だけで判断することはできない。 ki67は増殖指数とも呼ばれ、腫瘍の “活動度 “を示す指標で、乳がん、非小細胞肺がん、大腸がんなどの悪性腫瘍の状態観察に用いられる。 増殖指数の上昇は、腫瘍の転移や再発の可能性が高まることを示すが、予後は他の腫瘍指標や病理病期などと合わせて判断する必要がある。 大腸腫瘍の場合、糖鎖抗原CA199やカルサイノエンブリオニック抗原CEAなどと組み合わせて判断する必要があることが多い。ある研究では、CA199、CEA、Ki67が上昇した場合の5年生存率は約8.5%であるが、3つの指標のうち1つだけが陽性であれば、5年生存率は78.3%であると指摘している。 また確実なことは、積極的な治療が予後を改善するということである。 ki67が異常に陽性であれば、早急な治療が必要である。