頸髄圧迫と脊髄圧迫はどちらも深刻な結果をもたらすが、頸髄圧迫の方がより深刻である。 1.頸髄圧迫:比較的高い位置にある頸椎で脊髄が圧迫されることを指す。 通常、首の痛み、首の動きの制限、上肢のしびれや放散痛、脱力感として現れる。 上肢の麻痺を引き起こすこともあり、頸髄の浮腫がひどくなると、延髄や脳幹まで上方に広がり、高熱などの症状が現れ、延髄の循環器や呼吸中枢が圧迫され、生命にかかわることもある。 2.脊髄圧迫:頸髄、胸髄、腰髄など、脊髄のどのセグメントでも起こりうる。圧迫される脊髄のセグメントによって、対応する症状は異なる。 例えば、胸髄の圧迫は胸痛を、腰髄の圧迫は腰痛症や下肢の放散痛やしびれを、馬尾の圧迫は鞍部の感覚異常や失禁を引き起こすことがある。 頸髄や脊髄の圧迫が起こったら、確定診断と的確な治療のために、直ちに医師の診察を受けることをお勧めします。