梅毒による皮膚の変化と毛包炎の症状の違いには、形態や発症時期などがあります。 ただし、梅毒が毛包炎と合併していることもあるので、鑑別には臨床検査も必要です。 1.形態 (1)梅毒による皮膚変化は、主にはれぼったい紅斑として現れますが、黄斑丘疹、水疱、膿疱などとして現れることもあります。 (2)毛包炎の症状は、主に皮膚表面から突出した小さな膿疱性丘疹として現れ、先端には黄白色の小さな膿疱が見られ、明らかな痛みを伴う。 2.発症時期 (1)梅毒は慢性の皮膚病であるが、性的接触が主な感染経路であるため、発疹は約2~3ヶ月続く。 (2)毛包炎は急性感染症であり、通常1週間程度で治癒する。 しかし、梅毒と毛包炎の鑑別は、梅毒特異抗体検査や梅毒非特異抗体検査などの梅毒血清学的検査に頼る必要がある。 梅毒患者では陽性となる。 臨床症状には個人差があるため、鑑別のポイントは臨床検査であり、具体的な症例は問診に合わせて病院で医師の診察を受ける必要がある。