嘔吐を伴う尿毒症

尿毒症患者の嘔吐は、毒素による消化器症状によるものと、尿毒症患者自身が慢性咽頭炎、髄膜炎などの原因によるものとがある。
1.毒素:尿毒症では水分と毒素が集まるため、消化管が正常に動かなかったり、動きが鈍くなったりして、嘔吐という現象が起こる。
2.慢性咽頭炎:咽頭の粘膜、粘膜下組織、リンパ組織にびまん性の慢性炎症が起こるもので、感染、環境、その他の原因によって引き起こされる。 炎症の刺激により、患者は反射性嘔吐を経験することがある。
3.髄膜炎:主にウイルス、細菌、スピロヘータ、真菌など様々な病原体によって引き起こされる脳脊髄膜の急性炎症性疾患群である。 吐き気、嘔吐、発熱、頭痛などの症状がみられる。
嘔吐を伴う尿毒症の患者は、病状を長引かせないためにも、適時に病院を受診し、医師の指示に従って治療を行うことが推奨される。