86歳男性の胆道結石症の手術は危険か?

86歳の胆道結石症のリスクは比較的高く、考えられるリスクとしては、麻酔関連リスク、合併症、免疫力低下、凝固障害などがある。 1.麻酔関連リスク:胆嚢結石の手術には全身麻酔が必要なことが多く、86歳の高齢者は中年や若年者に比べて麻酔薬に対する耐性が低いため、様々な麻酔事故のリスクが非常に高くなる。 2.基礎疾患の併存:86歳は高血圧、糖尿病、慢性腎臓病、肝臓病など様々な基礎疾患を併存していることが多く、これらの基礎疾患は術中の血圧変動、急性心不全、急性腎不全などの術中事故を誘発する可能性があり、手術のリスクを高める。 3.免疫力の低下:86歳では免疫力が低下していることがほとんどで、切開感染、肺感染、尿路感染など術後に併発する感染症のリスクが非常に高くなる。 4.凝固機能障害:多くの高齢者は様々な程度の凝固機能障害を有しており、術中・術後出血、播種性血管内凝固、術後下肢深部静脈血栓症などを誘発する可能性があり、重篤な場合は患者の生命を脅かす。 86歳の方の胆道結石症手術のリスクは、若い方よりはるかに高いので、患者さんは、主治医の先生とよくコミュニケーションをとり、必要であれば関連科の先生に診察を依頼するなどして、手術を受けるかどうか慎重に検討し、手術のリスクを慎重に判断した上で手術を受けるかどうか決めることをお勧めします。