高齢者の唾液分泌過多の原因としては、義歯刺激、口腔内炎症、神経学的異常などが考えられ、以下のようなものがある。 1.義歯刺激:総義歯や大きめの取り外し式部分義歯によく見られ、異物感の刺激により唾液分泌が増加する。 2.口腔の炎症:歯肉炎、歯周炎、口腔潰瘍などのあらゆる口腔の炎症が痛みを引き起こし、炎症因子が滲出することで、唾液腺が刺激され唾液が分泌される。 3.神経系の異常:唾液腺の分泌には交感神経と副交感神経が関係しており、副交感神経の興奮など神経系の異常は唾液腺の分泌を増加させます。 また、高齢者の唾液過多の原因として、パーキンソン症候群や脳卒中など、唾液が不随意に分泌される原因も考えられます。 適時病院を受診し、検査と治療を受けることをお勧めします。