胃切除後、一定期間トランスアミナーゼが高値になるのは通常異常で、薬物性肝障害、肝炎、脂肪肝などが原因と考えられる。
1.薬理学的肝障害:胃切除後、薬剤の使用により薬理学的肝障害が生じることがある。 肝細胞のトランスアミナーゼの不活化能が低下し、トランスアミナーゼ上昇が起こることがある。
2.肝炎:肝炎に罹患している場合、炎症刺激により肝細胞が破裂しやすく、肝細胞内のトランスアミナーゼの一部が血液循環中に放出され、トランスアミナーゼ高値を引き起こす。
3.脂肪肝:脂肪肝の患者は肝細胞の壊死を起こしやすく、壊死した肝細胞は内部のトランスアミナーゼを血液中に放出するため、トランスアミナーゼが上昇しやすくなる。
また、胆嚢や膵臓の病気、心臓病、自己免疫疾患、飲酒などがトランスアミナーゼ上昇の原因となることもあり、具体的な病態や検査結果に応じて評価・判断する必要がある。 胃切除後にトランスアミナーゼが高値になった場合は、時間をおいてさらに検査を行い、原因をはっきりさせ、医師と協力して積極的に治療を行う必要があります。