耳下腺管は、上顎第二大臼歯の歯冠頬側表面と反対側の頬粘膜に開口する。 耳下腺管は耳下腺の表在前縁から発し、頬骨弓の下縁で耳下腺鞘を出た後、耳下腺の表在咬合筋膜を前方に走行し、咬筋前縁でほぼ直角に頬筋を内側に通過し、最終的に上顎第二大臼歯の歯冠頬側表面と反対側の頬粘膜に開口する。 耳下腺管開口部の粘膜はわずかに隆起しており、耳下腺乳頭と呼ばれ、舌先で触ることができる。 口腔内診査の際、耳下腺を圧迫すると耳下腺管開口部から唾液が溢れ出るのが確認できる。 耳下腺に炎症がある場合、耳下腺管開口部が赤く腫れることが多く、圧迫すると炎症性の分泌物が溢れ出るのがよく確認できる。