乳がん遺伝子検査のスコアが28であれば、再発リスクは中程度である。 乳がん21遺伝子検査の再発リスクスコアは、RSスコアとも呼ばれ、ホルモン受容体陽性、ヒト上皮成長因子受容体2(HER2)陰性、リンパ節転移陰性の乳がん患者において、化学療法の必要性を判断する指標の一つとして用いられる。 21遺伝子検査は、乳がんの増殖・浸潤・転移に関連する増殖関連遺伝子、浸潤関連遺伝子、HER2関連遺伝子、ホルモン関連遺伝子、参照遺伝子など計21遺伝子を含み、参照式に従ってRS値を算出する。 一般にRS<18は再発リスクが低く、化学療法を免除できる。18≦RS<31は再発リスクが中等度であり、化学療法を考慮できる。RS≧31は再発リスクが高く、化学療法と内分泌療法を併用すべきである。 現在、RSスコア28の患者は中等度の再発リスクであり、内分泌療法に化学療法を併用すべきかどうかの結論は出ていない。 患者さん自身のニーズや体調に合わせて治療法を選択することが勧められる。