両方の甲状腺を摘出した場合、どのような影響がありますか?

甲状腺の両側を切除すると、甲状腺機能低下症、喉頭神経損傷、低カルシウム血症などを起こすことがあります。
1.甲状腺機能低下症:両側の甲状腺を切除すると、甲状腺ホルモンの分泌が不足して甲状腺機能低下症になり、悪寒、発汗低下、腹部膨満感、便秘、浮腫、体重増加などの症状が現れます。
2.喉頭反回神経損傷:喉頭反回神経は甲状腺の近くにあり、両側甲状腺切除術の後、喉頭反回神経が傷害され、嗄声、声枯れ、窒息、咳などの症状が出ることがあります。
3.低カルシウム血症:副甲状腺は甲状腺の奥にあり、両側甲状腺切除術を行うと副甲状腺が障害され、副甲状腺ホルモンが不足して低カルシウム血症となり、けいれん、しびれなどの症状が現れることがあります。
甲状腺摘出術後に上記のような症状があれば、早めに病院に行って原因をはっきりさせ、医師の指導のもとで治療を受けてください。