山芋には、補脾益気、補肺益陰、収斂止帯の作用がある。
1.養脾益気:山芋は脾の経絡に入り、脾を養う作用がある。 脾の気が弱い(脾気虚)、気陰両虚(気陰両虚)による食欲不振、疲れやすい、下痢が緩いなどの症状に用いるほか、脾の虚証、湿濁の下注による婦人の白斑症(女性の膣分泌物の質感や性状の異常)にも用いることができる。
2.肺を強壮し、陰を養う:山芋は肺経に入り、肺気を益し、肺陰を養う作用がある。 肺陰虚による慢性の咳や喘息の治療に用いられる。
3.収斂精・止帯:山芋は腎経に入り、腎収斂精・平陰陽の効能がある。 腎気虚による腰痛、膝痛(腰や膝の痛みや脱力感)、頻尿、早漏、婦人のやせ細り(婦人のやせ細り白斑)、腎陰虚による体の衰えにも用いることができる。
なお、山芋は他の薬草と併用することが多いので、自己判断で服用するのではなく、医師の指導のもとで適切に服用する必要がある。