ヘルペスが体にできた場合、まずヘルペスの種類を特定し、その原因を治療して不快感を和らげることが大切です。 ヘルペスは感染するウイルスの種類によって、単純ヘルペス、水痘、帯状疱疹の3種類に分類されます。 1.単純疱疹は臨床的に最も多いタイプで、ヘルペス性歯肉口内炎、口唇ヘルペス、ヘルペス性湿疹、性器ヘルペスなどの原因となり、アシクロビルやファムシクロビルなどの抗ウイルス薬の内服で治療できます。 2.水疱瘡は主に水痘帯状疱疹ウイルスの感染によるもので、通常小児にみられ、患者を隔離して対症療法が必要で、必要に応じてアシクロビル抗ウイルス剤の内服療法を行います。 3.帯状疱疹も水痘帯状疱疹ウイルスによるもので、通常成人に見られ、治療は主にアシクロビルの内服、ホスホン酸ナトリウムの点滴静注などの抗ウイルス薬で、痛みが重い場合はアセトアミノフェンなどの鎮痛薬を内服します。 上記のヘルペスウイルス感染症のほとんどは、軽症の場合は自己治癒が可能ですが、明らかな痛みや皮膚症状がある患者は、対象となる治療の具体的な状況に応じて、抗ウイルス薬、鎮痛薬などの対症療法が必要です。 ヘルペスの症状がある患者さんは、症状を長引かせないために、できるだけ早く普通の病院に行って治療を受けることをお勧めします。