心臓の経絡に入るハーブとは?

心臓の経絡に入る薬草には、高麗人参、シナモンスティック、酸っぱいナツメの実などがある。 1.高麗人参:甘・微苦・温性で、心・肺・脾の経絡に入り、精神を安定させて知性の発育を促し、脈を正常に戻して物質的な失調を防ぎ、生命エネルギーを補充する(体内の生命エネルギーの根源を補う)作用があり、体内の虚証や離欲、脾虚食滞、活血虚などの治療によく用いられるが、高麗人参にアレルギーのある人、湿熱に悩む人は禁忌。 キヌアとの併用は適さない。 2.桂枝:辛味と甘味があり、心・肺・膀胱の経絡に入り、発汗解表(発汗により体表の邪気を解消すること)、経絡を温める作用があり、風寒邪、関節痛、瘀血、月経困難症などの治療によく用いられる。桂枝アレルギーのある人、陰精不足(体内の陰精が不足し、体内で亢進した火が現れること)の人、高体温症の人には使用禁止。 3.酸棗仁:味は甘酸っぱく、性質は扁平で、心・肝・胆の経絡に入り、心を養い精神を安定させる(心を養うことで精神を安定させる)、体液を生成し発汗を抑制する作用があり、虚熱による不眠、動悸・夢精(おびえによる動悸・夢精の頻発)、体液の傷害による口渇の治療に用い、酸棗仁にアレルギーのある人、体内に固形邪がある人、下痢に悩む人には禁忌である。 上記の薬草の副作用は不明である。 上記の例以外にも、心臓の経絡に入る生薬は数多くあり、それぞれの使用には、漢方医の指導のもと、医師の指示を厳守し、組み合わせて使用することが必要であり、単独で服用してはならない。