肝陽虚証(肝陽が高く、めまい、立ちくらみ、頭痛などの症状を引き起こす)タイプの高血圧患者は、天麻を服用することができるが、天麻を単独で服用しても効果は明らかではないので、医師の指導のもと、他の薬と併用することが勧められる。
高血圧は西洋医学的な概念で、漢方では肝陽虚実、肝腎陰虚、気血両虚、痰湿閉塞(痰湿邪が脾胃に滞留すること)によるめまい、頭痛、動悸、耳鳴り、不眠、夢精などの症状で考えることが多い。
天麻は温性、甘性、平性で、肝経に属し、風を鎮めて痙攣を止め(風邪を鎮め、痙攣を和らげる)、風を払って道を開き、肝陽を鎮める作用があり、小児けいれん(失神、ひきつけ、けいれんを主症状とする小児疾患)、てんかん性けいれん、手足のしびれ、頭痛、めまい、関節の痛みなどの治療によく用いられる。 血虚、陰虚の場合は注意が必要である。
治療が必要な患者は、時間内に医師に相談し、医師のエビデンスに基づいた指導のもとで治療することが推奨される。