境界明瞭な固形肺結節は深刻か?

境界明瞭な固形肺結節は、一般に境界不明瞭な結節よりも良性の可能性が高く、重症度は低いが、長期間の経過観察が必要である。 肺結節は、限局性、円形、高密度、固形または亜固形の肺陰影で、画像上直径3cm以下のものである。 肺結節は、その密度によって固形肺結節と亜固形肺結節に分類される。 固形肺結節は、肺に円形または円形様の高密度陰影を示し、病変の密度は、その中を走行する脈管や気管支の陰影を覆うのに十分である。 良性・悪性の鑑別には、一般に肺結節の大きさが大きくなるほど悪性の可能性が高くなるが、形態学的変化と密度変化を綿密に組み合わせることも必要である。 形態学的には、悪性の肺結節はしばしば小葉状であったり、バリ徴候(またはトゲ状の突起)を有しているのに対し、良性の肺結節の多くは小葉状ではなく、鋭いエッジや線維性帯などを有していることがある。線維性帯の存在やその周囲の胸膜の肥厚は、しばしば結節が良性であることを示唆する。 さらに、悪性の肺結節の辺縁は通常明瞭だが滑らかではなく、結節と肺の境界面はざらざらしていたり、バリがあったりする。 結節の状態を観察するために定期的な経過観察が推奨され、悪性の傾向がある場合には迅速な治療が推奨される。