鼠径リンパ節廓清後の大腿部のしびれとは?

鼠径リンパ節郭清後の大腿部のしびれは、郭清の過程で大腿神経やその前皮枝などの神経が傷害されたためと考えられる。 大腿神経は、大腰筋の外側縁から発した後、大腰筋と腸骨筋の間を鼠径部まで下降し、鼠径靭帯の正中よりやや外側で深部表面から大腿三角部へ貫通し、その前皮枝は大腿前面中央から下部の皮膚に分布しているため、損傷後は大腿前面やふくらはぎ内側の皮膚感覚障害につながりやすい。 鼠径リンパ節郭清は郭清面積が大きいため、大腿神経前部皮膚分枝を損傷しやすく、術後に大腿部のしびれが生じやすいので、このような現象が発生した場合は、専門医師による合理的で標準的な診断と治療を行いますので、すぐに医師にご相談ください。