外傷性頭蓋大脳損傷は損傷の程度により、軽症、中等症、重症、超重症の4つに分類される。 軽症は頭皮損傷で昏睡を伴わないことが多く、中等症は脳挫傷や頭蓋骨骨折、重症は脳内血腫、超重症は脳ヘルニアとなる。 1.軽度:すなわち脳震盪。 昏睡の持続時間は30分未満で、軽い頭痛、めまいなどの意識症状があるだけで、神経学的検査や腰椎穿刺検査は正常である。 2.中等症:脳挫傷、頭蓋骨骨折を含む。 受傷後の昏睡時間は通常30分以内。 3.重度:受傷後、脳内に硬膜外血腫、硬膜下血腫、脳内血腫があり、昏睡時間は通常30分以上。 4.超重症:特に重症の閉鎖性頭蓋脳損傷で、重傷後に脳ヘルニアが形成される。 外傷性頭蓋大脳損傷は損傷の程度によって区別されるが、その程度にかかわらず、専門医の指導の下で、適時に治療を受け、標準的な診断と治療を受けることが必要である。