造影剤の副作用は、特異的反応、物理的反応、化学的反応の2つに分けられる。 1.アトピー反応:主にそれ自体の特性によるもので、投与量とは関係なく、一般的に起こりうる症状には、皮膚のかゆみ、血管浮腫、吐き気と嘔吐、蕁麻疹、結膜充血、呼吸困難、ショック、気管支痙攣、死亡などがある。 2.物理的・化学的反応:造影剤のイオン濃度と浸透圧に関係し、浸透圧の高いものは疼痛、血圧低下、血管拡張などを起こすことがある。イオン型の毒性、特に神経系に対する毒性は非イオン型よりもはるかに高い。 造影中は厳重な観察が必要であり、副作用が発現した場合には直ちに注射を中止するか、生命に危険を及ぼすような事態を防ぐために適切な処置が必要である。