腎臓を強化する最速の処方というものはない。 腎臓を強化する漢方処方には、金桂腎気丸、劉威地黄丸、桂水地黄丸などがある。 金桂腎気丸は腎虚浮腫、腰膝痛(腰や膝のあたりが痛くて力が入らない感じ)、排尿困難(排尿がスムーズでない)、冷え症・手足の冷え(手足の冷えや冷えを恐れる)などに用いる。 妊婦は服用を避け、室欲と気を避け、冷たいものを食べないようにする。 陰虚内熱の人は注意。 劉衛地黄丸は陰を養い腎を補う作用がある。 腎陰虚によるめまいや耳鳴り、腰や膝の痛みや脱力感、潮熱(熱が爆発し、骨の内側から外側へ熱が伝わってくる感じ)、寝汗(寝ると異常に汗をかくが、起きると汗が止まる)、精子無力症などに用いる。 桂枝加黄丸(けいしかん)は、腎陽虚(じんようきょ)(腎の陽気の不足)による腰や膝の冷えや無力感、好ましくない排尿や反抗的な排尿、痰飲(たんいん)(水分や体液の代謝障害による病的産物)による喘鳴や咳嗽に用いる。 妊婦には勧められない。 専門医の指導のもとで服用し、個人で使用しないこと。