片麻痺の原因となる脳出血は、漢方では「脳卒中」に分類され、半夏白朮天麻湯、桃仁紅花煎、天麻黄湯、陳肝風消湯、桃仁承気湯などの処方が用いられる。
脳卒中が経絡にある場合は、風痰内側証、風陽上擾(肝火、頭部・顔面などの上方侵襲)証、陰虚風駆証に分けられる。
副証に風痰が入り、めまい、皮膚のしびれなどを伴うものには、桃核紅花煎を加えた夏白朮天麻湯を半量用いる。 イライラ、頭痛、めまい、耳鳴り、顔や目の充血、口の苦味、口の渇き、便の乾燥などを伴う風陽上亢症候群には、天麻黄湯を用いる。
陰虚風動証で、めまい、頭痛、耳鳴り、ドライアイ、腰膝虚弱、不眠、夢精、胸やけなどを伴う場合は、肝を鎮めて風唐を鎮める天麻黄湯を用いる。
脳卒中が内臓にある場合、痰熱臓腑の固形証拠が片麻痺症状を現し、錯乱、四肢の緊張、痰と粘着性、腹部膨満感と便秘などを伴う場合、桃核承気湯を用いることができる。
脳卒中の回復期には、風痰うっ滞症候群、気虚副瘀症候群、肝腎虚症候群がある。
風痰瘀症候群は、言語が不自由で、口や舌が曲がり、手足がしびれるなどの症状を伴うが、言語段の解消に用いることができる。 気虚瘀血証で、手足がだるい、色が黄色く艶がないなどの場合は、養陽帰五湯を用いる。 肝腎虚証で、手足のこわばりや変形、滑舌の悪さ、筋肉の萎縮などを伴う場合は、沢桂圓と地黄飲を併用する。
上記のような症状が現れた場合は、薬を使用する前に医師に相談し、症状を明確に診断してもらってください。 また、上記の医薬品は医師の指導のもとで使用してください。