エスシタロプラムシュウ酸塩半錠は有効か?

エスシタロプラムシュウ酸塩はシタロプラムの誘導体であり、通常半錠で約5mgであり、うつ病性障害、パニック障害、社交不安障害、全般性不安障害の治療において、最小有効量は異なる。
1.うつ病性障害:現在推奨されている開始用量は10mgで、状況に応じて用量を調節するが、5mgは推奨されない。
2.パニック障害:臨床試験では、エスシタロプラム5~20mg/日群とプラセボ群、シタロプラム10~40mg/日群を比較し、エスシタロプラムの有効性を評価した。 エスシタロプラム群ではプラセボ群に対して統計学的に有意な有効性の優位性がみられ、5mgはパニック障害に有効であった。
3.社交不安恐怖症:24週間の長期プラセボ対照試験で、エスシタロプラム5mg、10mg、20mgの有効性が確認された。
4.全般性不安障害:4件のプラセボ対照試験の結果、エスシタロプラムの有効性は10mg/日、20mg/日で確認されたが、5mg/日では確認されなかった。
まとめると、全般性不安障害を除くすべての適応症で5mg内服が選択肢となる。 臨床的な個人差が大きいため、投薬は医師の監督下で行うべきである。