結核と肺癌のCTは、形態、部位、増強効果から識別できる。 1.形態:結核は主に上葉に多発し、病変の形態は斑状で、長い病変では明らかな石灰化病巣が出現することがある。一方、肺癌は主に孤立性の結節やしこりで、形態は不規則で、縁の平滑性に乏しく、主に棘状の隆起や短いバリとして現れる。 2.部位:結核は通常、両肺の上葉の先端後方に存在する。一方、肺癌には中心性肺癌と末梢性肺癌があり、肺癌によって肺の構造が変化する可能性がある。 3.増強効果:結核の結節の増強は明らかではないが、肺癌の結節と腫瘤の増強は明らかである。 結論として、結核と肺癌のCT画像には一定の違いがあり、結核と肺癌の予備的判断に用いることができる。 しかし、どちらの疾患であるかは、病理学的検査、検査所見等により明らかにする必要がある。