肝経に入るハーブ

肝臓の経絡に入る薬草には、桂皮(ケイヒ)の実、麦門冬(ばくもんどう)、竜胆(リンドウ)などがある。 カシアシードは、甘・苦・鹹・微寒の性質を持ち、肝経・大腸経に属する。 清熱明目(体内の熱を取り除き、視力の回復を促す)、潤腸(腸を潤し、腸をリラックスさせる)作用がある。 主に、目の充血や腫れの痛み、内気で涙もろい(目が光を怖がり、よく涙を流す)、目の暗さや不安感、頭痛、めまい、腸の乾燥や便秘などに用いられる。 脾胃虚寒(脾胃が虚弱で冷えている)、緩便(便が細く形が整っていない)の人は注意が必要である。 桂枝茯苓丸は味が甘・微寒で、肝・胆の経絡に属する。 清熱利火,滋肝明目,白内障を改善する作用がある。 目の充血や腫痛、内気で涙もろい、目の白内障、肝虚による目の暗さ、目のかすみなどに用いる。 陽虚の場合や妊婦には注意が必要である。 ゲンチアナは味が苦く、性質は寒性で、肝経と胆経に属する。 清熱利湿(熱を除き湿を乾かす)、肝胆火瀉の作用がある。 湿熱による黄疸、陰部の腫脹と痒み、帯下、湿疹の痒み、肝火による頭痛、目や耳の充血による難聴、難産、口の苦味などに用いる。 脾胃寒証の人は使用せず、陰虚、津液傷証の人は注意する。 自己判断で使用せず、気分が悪くなったら病院へ。