タルク(タルカムパウダー)は、粉砕して粉末にしたもので、熱性のぼせ(排尿時に灼熱感や刺すような痛みが顕著で、頻尿や尿意切迫感、下腹部の牽引による不快感を伴う)、下痢、過敏性口渇の治療に用いることができる。 タルクはケイ酸塩タルク科の鉱物で、粉末にするとタルカムパウダーとなる。 包装して煎じたり、錠剤に入れて緩めたり、外用することもできる。 味は甘く、性質は冷たい。 利尿・発汗作用(小便の垂れ流しや、少量の小便が出なくなるのを改善する)、清熱解表作用(熱を取り除き、熱射病を緩和する)、化湿解表作用(湿邪を取り除き、ただれを鎮める)などがある。 臨床では、ヨクイニンやサイリウムと併用して、夏ばてや胸つかえ、暑気あたりや排尿困難(排尿がスムーズでない)、胸やけ、発熱、口渇、湿性のただれ、湿熱性の下痢などに用いることができる。 妊婦は使用に注意し、脾気の虚弱な患者、熱病、体液障害者は使用しない。 本剤を使用する必要がある場合は、病院で診察を受け、医師の指導のもとで使用し、医薬品の安全性を確保するため、許可なく使用しないこと。