筋緊張が正常かどうかを見分ける方法

筋緊張が正常かどうかを判断するために、検査者は手足を曲げ伸ばしし、受動的屈曲・伸展時の手足の抵抗を感じ、筋肉の硬さを触ることができる。
筋緊張とは、安静時の筋緊張の程度と、受動運動時に生じる抵抗の程度を指し、要するに反射中枢が制御する一種の緊張反射である。 筋緊張の検査は神経疾患の診断において重要な意味を持ち、病変が上位運動ニューロンにあるのか、下位運動ニューロンにあるのかを判断する助けとなる。
筋緊張の臨床検査では、まず患者に四肢の筋肉を弛緩してもらい、検査者が手で筋肉の硬さを触り、患者の四肢の屈曲と伸展を行い、その受動的な屈曲と伸展によって生じる抵抗の大きさを感じ取り、それに応じて筋緊張が正常かどうかを判断する。
筋緊張の亢進は上部運動ニューロン損傷でみられ、筋緊張の低下は主に下部運動ニューロン損傷、筋原性病変、脊髄ショックでみられる。
筋緊張に異常が生じた場合は、症状を長引かせないためにも、できるだけ早く医師に相談し、明確な診断と適切な治療を受けることをお勧めします。