血の海の奇跡的な効果

血海というツボは足太陰脾経に属し、月経や血行を調整し、脾を強め湿を解消する(脾を強め湿を払う)、三焦を使いやすくするなどの効果があり、病気を治すのに弁別的に使うことができるが、血海は一つのツボに過ぎず、いわゆる奇跡的な効能はない。 血海のツボは大腿骨前面、膝蓋骨の付け根の内側端から2センチ上、大腿内側の筋肉が盛り上がっているところにある。 瘀血麻痺、血熱猜疑(熱邪によって血が異常に出てしまう)、陰血不全など、さまざまな血の病気に用いることができ、血証(生理的でない出血性疾患)を治療する重要なツボである。 血海というツボは、月経不順、月経困難症、月経閉鎖症などの婦人科疾患、中毒性発疹、湿疹、丹毒(皮膚が絵の具を塗ったように赤く見える急性感染症)などの血熱性の皮膚疾患、膝の内側や大腿骨(太ももの内側)の痛みの治療に用いられる。 このツボは、鍼、マッサージ、灸などで治療できるが、マッサージや灸は専門の医師の指導を受ける必要があり、皮膚の発赤や腫れなどの副作用を避けるため、無許可で行ってはならない。 一方、鍼灸は専門の医師による施術が必要である。