リハビリテーション医学の機能分類とは

リハビリテーション医学における機能分類とは、「機能・障害・健康の国際分類(ICF)」のことである。
ICFとは、人体の正常な機能と障害を分類したものである。 この分類概念では、障害、活動制限、参加制限の3つのレベルを用いて、人体の健康な機能状態(身体機能、個人機能、社会機能)の3つのレベルを反映している。
例えば、胸髄12節の脊髄損傷患者は、身体機能の面では、両下肢の脱力、感覚障害、失禁があり、個別機能の面では、立って歩くことができない、車椅子を長時間使用しなければならない、トイレの乗り降りや排尿・排便を一人で済ませることが困難であるなどの問題に直面し、社会機能の面では、仕事や勉強のために自立して外出することが困難である。
ICFを提唱する目的は、医療従事者、健常者、患者、障害者の相互コミュニケーションを促進し、障害者に対する社会の理解と相互コミュニケーションを促進するための国際標準語としての役割を果たすことである。