男性の下肢のむくみの原因は?

男性の下肢の浮腫は、心原性浮腫、腎性浮腫、肝性浮腫、長時間の立位や座位での活動、低蛋白血症などが原因となる。 1.心原性浮腫:主に心不全と心臓のポンプ機能の低下によって起こる。 心不全の結果、血液の一部は下肢静脈などの末梢静脈に留まる。 静脈内の圧力が上昇するため、水分が組織に流出し、水腫が生じる。 2.腎性浮腫:顔面や下肢の浮腫として現れ、糸球体腎炎などの疾患でしばしば発症する。 糸球体濾過が低下し、血液中の蛋白質含量が減少し、血液の水分吸収能力が低下する結果、水分が組織にしみ込んで浮腫を起こす。 3.肝性浮腫:進行した肝硬変や肝細胞癌の患者に多く、その発生原理は腎性浮腫と類似している。 4.長時間の立位・座位:長時間の立位・座位により下肢の静脈還流が阻害され、下肢水腫が生じる。 5.低タンパク血症:低タンパク血症による浮腫のメカニズムは、血漿タンパク質の減少によるもので、有効浸透圧が低下するため、組織内に多量の水分が貯留し、浮腫の症状となる。 日常生活では長時間の立ち座りを避け、足の筋肉の運動を多くすることで、足のむくみを予防・解消することができる。 窮屈な服装、特に臀部や太ももの周りがきつすぎるジーンズの着用は避ける。 安静を心がけ、過労を避ける。 下肢静脈還流障害、薬物療法、その他の原因でも足のむくみが起こることがあるので、病院に行って原因を突き止め、的確な治療を受ける必要がある。