手術に耐えられない高齢者の胆嚢炎は、主に絶食、補液、栄養補給、抗感染、鎮痛などの対症療法を含む保存的治療を行う必要があり、保存的治療の効果が思わしくない場合は、胆嚢ドレナージを行う必要がある。 胆嚢炎の保存的治療には、絶食、補液、ビタミン補給、栄養補給などが含まれる。 抗感染薬としてはピペラシリン/タゾバクタム、アンピシリン/スルバクタムなどが一般的で、鎮痙・鎮痛薬(アミノグルテチミドなど)、消炎・胆汁分泌促進薬(消炎鎮痛錠など)などを投与する。 保存的治療で症状が改善しない、あるいは徐々に悪化していく場合は、超音波ガイド下経皮経肝胆嚢摘出術を行い、胆嚢内に沈殿している胆汁を排出し、胆嚢の圧力を下げ、臨床症状を緩和する必要がある。 高齢の胆嚢炎患者に対しては、病状の変化に注意し、保存的治療で効果が不十分な場合には、できるだけ手術に踏み切り、病状の進行を遅らせることがないようにする必要がある。