PR間隔の延長は、時間やパターンによって重症度を判断する必要があり、1度や2度の1型房室ブロックは観察できるが、2度や3度の2型房室ブロックは治療が必要である。
PR間隔は心電図上のP波の始まりからQRS波群の始まりまでの期間で、房室結節の機能を評価するのに適しており、正常な持続時間は0.12~0.20秒である。
1.第1度および第2度1型房室ブロック:前者の心電図は規則的なP波パターンを示し、両者ともQRS波が続き、PR間隔は0.20秒以上である。 後者の場合、心電図は不規則なPR間隔、規則的なP波、P波に続いてQRS波が脱落するまでのPR間隔の進行性延長、QRS波群の正常な時間枠と形態を示す。
一般に、患者は無症状であり、特別な治療を必要とせず、経過観察が可能である。
2.第2度および第3度房室ブロック:前者では、心電図は規則的なP波パターンを示し、QRS波が1つ脱落するまでPR間隔が一定に延長する。 後者の場合、P波はQRS波とは関係なく、それぞれ独自の規則性を持ち、P波の数>QRS波の数となる。
症状の軽い患者には、メトプロロールなどの薬剤の中止、低酸素血症の改善などの病因治療を行う。
PR間隔延長のある患者は、医師の指導のもとで明確な診断を受け、必要であれば治療を標準化し、病状を遅らせることのないよう、医師の処方に従って薬剤を中止・使用すべきである。