漢方薬の煎じ時間は、漢方薬の質感や作用する部位に関係するので、状況に応じて決めるべきであり、一概に決めるべきではない。 1.発汗解毒(発汗によって体表の邪気を取り除くこと)の薬や、さらっとした質感の薬:このような薬の煎じ時間は、薬の効能が揮発しないように、あまり長くしない。 2.カモシカの角やサイの角のような貴重な生薬は、別に煎じる必要がある。 3.有効成分が水に溶けにくい鉱物や貝殻の薬:このような薬は、まず砕いてから煎じる。 4.毒薬:エピフィラムやカウディスなどの毒薬は、毒性を弱めるために長時間煎じる必要がある。 5.芳香性薬物:これらの薬物は長時間有効成分が揮発しやすく、薬効が低下しやすいので、煎じた後に砂の実、ミントなどを入れる必要がある。 漢方薬は専門の漢方医の指導のもとで煎じ、自己判断で服用せず、症状を長引かせないようにすることをお勧めします。