ストーマ造設後の腸閉塞の治療には、基礎治療と手術があり、専門医の指導のもとで手術を行う。 1.基本治療:どのような治療を行う場合でも、まず基本治療を行う。 (1)胃腸減圧:胃腸減圧を継続的に行うことで、腸壁の血液循環を回復させ、腸壁の浮腫を軽減させる。 (2)感染防止:セフォペラゾン・スルバクタムなどのグラム陰性菌に対する抗生物質を投与し、細菌が腸壁から腹腔内に侵入して感染を起こすのを防ぐ。 (3)水電解質異常と酸塩基平衡異常の是正:臨床検査の結果がまだ出ていない場合は、まずバランス塩類溶液を投与し、結果が出た後に電解質を加えて酸塩基平衡異常を是正する。 2.手術療法:手術の目的は閉塞を取り除き、病気の原因を取り除くことである。 (1)単純な閉塞の緩和:癒着緩和、腸重積、腸捻転のリセット。 (2)腸管分節切除:腸管癒着が不活性化し壊死している場合は切除を行う。 (3)腸管短絡吻合術、腸管ストーマ、腸管穿出術。 ストーマ造設後に腸閉塞を起こした場合は、病状の悪化を避けるため、時間内に病院へ行き治療を行う。 薬剤は医師の指導のもとに使用する。