サイログロブリン(TG)の低下は、甲状腺切除術や肝臓の病気などと関係があると考えられています。 サイログロブリンは甲状腺と肝臓で合成・分泌されますが、甲状腺切除や完全切除、放射性ヨード治療などで甲状腺組織が破壊された場合や、肝炎や肝硬変などの肝疾患を発症した場合に低下することがあります。 サイログロブリンは、甲状腺濾胞の上皮細胞から分泌される高分子の糖タンパク質で、その大部分は甲状腺細胞で合成され、甲状腺濾胞の残腔に放出されますが、ごく一部は肝細胞で合成されます。 1.甲状腺切除術または放射性ヨード治療:甲状腺を切除したり、甲状腺の一部を切除した甲状腺がん患者は、サイログロブリンの値が低くなります。 甲状腺を多く切除するとサイログロブリンの値は低くなり、甲状腺を全部切除するとサイログロブリンの値はさらに低くなります。 放射性ヨード治療は正常な甲状腺組織を損傷することがあり、この場合もサイログロブリンの値が低くなります。 2.肝疾患:重症肝炎、肝硬変、慢性活動性肝炎などの肝疾患で肝機能が損傷している場合、肝合成が低下してグロブリンが低下し、サイログロブリンが低下することがあります。 それは、患者は、医師の助けを借りて、病気の発展によると、ターゲットを絞った治療をお勧めします。