口腔内の潰瘍は再発性のアフタ性潰瘍である可能性があり、具体的な病因は明らかではなく、その発症は以下のようにビタミンB₁₂の欠乏と関連している可能性がある。
ビタミンB₁₂は、皮膚や粘膜の上皮細胞や血管内皮細胞の修復・再生を促進し、組織の成長や修復を促進し、傷口の感染や悪化を防ぐ働きがあり、ビタミンB₁₂の欠乏が再発性アフタ性潰瘍の発生につながる可能性がある。
再発性アフタ性潰瘍患者では、血清ビタミンB₁₂濃度が健常人に比べて有意に低く、さらにビタミンB₁₂の投与により、再発性アフタ性潰瘍の症状の緩和、疼痛の軽減、再発回数の減少、無潰瘍期間の延長が認められたことから、ビタミンB₁₂の欠乏と口腔内再発性アフタ性潰瘍の発生には相関関係があることが示唆された。
口腔内潰瘍の症状が重篤であったり、症状が緩和されずに持続する場合は、早めに病院を受診し、専門的な治療を受けることをお勧めする。