小児貧血の症状と治療

小児の軽度の貧血は無症状であることが多いが、Hbが70~80g/L以下になると、蒼白、抑うつ、食欲不振、やせなどの程度の差はあれ、明らかな臨床症状がみられることが多い。 貧血の診断がついたら、その原因や症状を治療する必要がある。例えば、鉄欠乏性貧血、巨赤芽球性貧血などでは、鉄やビタミンB12、葉酸などを補充して原因を治療する必要がある。
小児貧血の一般的な症状は、皮膚や粘膜の蒼白であり、口唇の粘膜、まぶたの結膜、爪床で最も顕著である。 発熱、肝臓や脾臓の腫大、リンパ節の腫大、知能の発達の遅れ、黄疸を伴う貧血は、他の基礎疾患の存在を警告する必要がある。 小児に上記の症状がある場合は、定期的な血液検査や血液塗抹などの補助的な検査によって診断するために、時間内に病院を受診すべきである。
貧血治療の鍵は、貧血を引き起こす原因や基礎疾患を特定し、取り除くことにある。 例えば、鉄、ビタミンB12、葉酸の欠乏による栄養性貧血は、合理的な摂食、バランスのとれた食事、鉄の補給やビタミンB12、葉酸の補給などの治療対策に重点を置くべきであり、消化性潰瘍による出血性貧血は潰瘍疾患の治療など、白血病による疾患は化学療法や骨髄移植の投与が必要である。
一方、現在の貧血に対しては、成分輸血を行い、一刻も早く貧血状態を改善させる。
注:小児に上記のような症状が現れた場合は、早めに病院を受診して原因をはっきりさせ、自己判断で投薬や治療を行わないこと。