一般的な内臓脱には、胃脱、子宮脱、肝脱などがある。 1.胃脱:横隔膜の活動低下、腹筋収縮の弱化、腹圧の低下、胃脾靭帯や胃憩室靭帯の過度の弛緩などにより、横隔膜の位置が下がり、胃脱となる。 2.子宮脱:陣痛時に骨盤底筋や子宮周囲の靭帯が損傷されやすく、十分に回復しないと子宮が脱出してしまう。また、先天性の発育異常や加齢が子宮脱を引き起こすこともある。 3.肝脱:冠状靭帯や懸垂靭帯の先天性欠損は先天性肝脱の原因となる。懸垂靭帯の弛緩、腹筋緊張の低下、腹腔内圧の低下、さらに肺気腫、右側の大量の胸水は後天性肝脱の原因となる。 脱肝が生じた場合には、積極的に医師に相談し、医師の指示に従って合理的な治療を行うことが必要である。