姿勢低血圧に効く漢方薬は?

低血圧は漢方では「めまい」と「虚労」の範疇に属し、姿勢低血圧は一般に気血両虚、陰虚などと関係がある。臨床でよく使われる漢方専売薬は、「生脈生飲」と「益気養血内服液」である。
1.脈生飲は紅参、マイタケ、シザンドラからなる。 気を益し、陰を養い、体液を生成する作用がある。 気陰両虚による動悸・息切れ、突発性発汗(昼間に不随意に発汗し、少し動いただけで発汗して悪化する)に用いる。 熱邪のある患者には適さない。
2.益気養血内服液はコドノプシス・ピロスラエ根茎、オフィオポゴニス根茎、ダイオウ根茎、朝鮮人参根茎、トウキ根茎、キキョウ果実、ダイオウ根茎、セイヨウキズタ根茎、トウキ根茎、オウバク根茎などから構成される。 気を益し、血を養う作用がある。 気血両虚による息切れ、動悸、顔色不良、虚弱に用いる。 寒熱のある患者には適さず,虚寒,下痢のある患者には注意して服用する。
姿勢低血圧を起こした場合は、失神や転倒を防ぐため、直ちに安静にし、活動を制限する。
姿勢低血圧の患者は、速やかに医師の診察を受けることが推奨される。 遅れを避けるため、許可なく薬を服用しないこと。