左肺上葉前区域の純粋なground-glass結節は、肺炎による間質性線維形成症や石灰化などの呼吸器疾患で考えられることが多く、肺癌でもみられることがある。 肺炎による間質性線維形成症や石灰化では、局所的に漠然としたground glass noduleを形成し、内部に膨張した気管支が認められ、空胞症状として現れることがある。 このような地硝子小結節は比較的よくみられ、程度も小さいため、通常は治療の必要はない。 肺癌患者では、病変が地中硝子体結節として発生することがあるが、そのような地中硝子体結節は通常、主に固形成分を有しており、すなわち、より透明には見えない。 疑わしい地中ガラス結節が観察された後は、通常、密度と大きさの変化を観察するために定期的な経過観察が必要である。 左肺上葉前区域の純粋ガラス結節は、他の疾患でもみられることがあるので、患者には、遅れないようにできるだけ早く診察を受けるよう勧められる。